【abceedレビュー】TOEICの勉強にもう本は必要ない

6年ぶりにTOEICの勉強をすることにした。当時は公式問題集と単語帳を買って、ひたすら見て、書いて、覚える作業を繰り返していたけど、今はアプリを使って勉強するのが主流らしい。調べてみると「スタディサプリTOEIC」と「abceed」の評判がいいみたいだ。とりあえず金額の安い「abceed」の方を使って勉強してみることにした。

abceedとは

abceed は、豊富な人気英語教材の中からあなたに最適な単語や問題をレコメンドし、最短での英語力UPを支援するAI英語教材アプリです。 100万人を超えるabceedユーザーの学習データにもとづき、問題を解くだけであなたのTOEICスコア/語彙レベルをリアルタイムに算出します。

つまり、アプリ内に市販されている数多のTOEIC教材が登録されていて、そこから自身の学習レベルに応じて最適な問題を出してくれるというアプリ。

勉強前の実力

最後に受けたTOEICの点数が6年前で点数は680点。確かこのときは市販の公式問題集や単語帳を使ってそれなりに勉強していたはず。そこから一切、英語に触れずに生きてきたのでこの時点での実力は600点いかないくらいだろう。アプリを使用すると、最初に今の実力を計るために簡単なテスト問題を解くのだけど、それによると580点。まあこんなもんだろうという印象。

市販の教材がアプリ内でそのまま使える

有料プランに加入すると、登録されている市販のTOEICの人気教材が丸々使い放題。勉強したことがある人はわかると思うけど、TOEICはリスニングの勉強が肝で耳を使ったトレーニングは必須。教材を本で買うと一々CDをスマホに落とすのが面倒なんだけど、その手間がなくなる。特に単語帳はめっちゃ便利で、本を開くのが億劫でもスマホでアプリを開くのは簡単だから、ちょっとした隙間時間に勉強できるので、学習頻度が上がる。

パート毎の問題もよくできている

勉強を習慣化するためには取り組むまでにどれだけ障壁を取り除けるかが重要なのだけれど、やはりスマホのボタン一つで簡単に問題にアクセスできるのは良い。また各パートごとにE-~A+までの自分のランクが表示されるのだけど、これが絶妙でついついランクを上げたくて勉強してしまう。ランクは1週間経つごとに下がっていくので勉強しないとどんどん下がっていく。勉強しなければ当然英語力は落ちていくのでこの辺りもよくできている

part7の問題はスマホだと解きにくい

part6~part7の問題はスマホの小さい画面だと文章が読みずらい。この辺りはタブレットを使うか、PCを使ってWeb上で問題を解く方が勉強しやすいと思う。

本当の英語初学者には不向き

正直、英語の基礎レベルから勉強が必要な人にはおすすめできない。問題の解説はかなり簡潔に記述されていて、文法の解説はほとんどない。講義のコンテンツがないため、そもそもTOEICレベルの問題が全然解けない人は他の教材でまず英語の自力を上げる必要がある。文法は一通り理解していて、短時間でとにかく問題を解きまくりたい人、問題形式に慣れたい人向けに作られている。時間を掛ければ解けるんだけど、時間が全然足りない…というような人におすすめ。

実際に使ってみた結果

上記の状態から実際に3か月使用して、受験したスコアは715点。言い訳すると時間配分を意識せずに解いてしまったため、part7はかなり取りこぼしてしまった。2か月後に再度受験予定。

もう本を使って勉強する時代は終わった

限られた時間の中で最大限効率的にTOEICの点数を上げたいならアプリを使うべき。
実際スマートフォンやタブレットを使って本当に勉強できているのか不安に思う人もいるかもしれないけど、実際に使ってみるとその圧倒的な効率の良さに驚く。
正直、もう本を使って勉強する利点は一つもないように感じた。
時代が進むにつれて、便利なサービスがどんどん出てくるから積極的に活用していくべき。
TOEIC®対策ならabceed(エービーシード)
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開発元:Globee Inc.
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