昨今、大手キャリアが続々と新料金プランを発表し、月々20ギガまでは2,500円~3,000円程度でキャリア回線を使用できるようになった。これによって格安SIMの価値は大幅に下がったと言える。ただ、ライトユーザーに限ればもう一段階、月々の料金を安く運用する選択肢がある。
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ぶっちゃけキャリア回線は十分やすい
大手4大キャリアのプランを簡単にまとめてみた。
ahamo(ドコモ) | povo(au) | LINEMO(ソフトバンク) | Rakuten モバイル(楽天) | |
~1GB | 2,970円 | 390円 | 990円 | 0円 |
~3GB | 990円 | 1,078円 | ||
~20GB | 2,700円 | 2,728円 | 2,178円 | |
20GB~ | – | – | – | 3,278円 |
通話 | 5分無料 | 5分550円 | 5分550円 | 無制限 |
正直キャリア回線は十分安い。月々データ使用料が20GB以内の人ならどの回線にしても3,000円程度。エリアの狭さに目を瞑れば、楽天ならデータ無制限で使える。
【無制限で使える最安値】mineo(1.5Mbps無制限)が月1,265円
ただmineoがパケット放題Plus(385円)というパケ放題プランを出していて、通常のプランに385円を追加するだけで1.5Mbpsの速度までならデータ通信し放題になる。mineoの最安プランが1GB880円(データ通信専用プラン)だから、これと組み合わせて1.5Mbps無制限のプランが月々1,265円で利用できる。1.5Mbpsという速度制限があるけど、大手キャリアよりもだいぶ安い金額で回線が使い放題になるわけだ。
楽天モバイルは通話だけ使えば無料
さらに楽天モバイルはアプリを使用すれば無料で通話できるうえ、データ通信を使わなければ基本料金も掛からない。デュアルシム(1台のスマホに2枚のSIMカードを挿入して、通信の使い分けができる機能)対応の機種を使って併用すれば通話回線も確保できる。
1.5Mbpsの実用性
最後にネックになるのは、1.5Mbpsってどれくらい使えるのかって話になるんだけど、実際、自分は2か月くらい使っていてその実感地が以下。
ブラウザはほぼストレスなし
ブラウザはストレスなく使える。ただ画像が多いサイトの読み込みはちょっと遅い。gifファイルとかはかなり遅い。
YouTubeも全然使える
youtubeは画質を落とせば問題なく使える。
漫画アプリは結構きつい
漫画はアプリによっては結構ストレス。漫画oneは問題ないが、LINE漫画は読み込みが遅くてイライラする。
インスタは使い物にならない
インスタは画像がメインなだけあってかなり重い。自分は普段使わないからいいけど、普段使う人にとっては致命的だと思う。
20ギガ(音声通話あり)+パケット放題Plusでもキャリアより安い【2,178円】
速度制限が掛かる前のmineoの回線はキャリアほどではないにしろ、結構早い。これならインスタも漫画アプリも問題なく使える。音声通話ありの20GBプラン(2,178円)は無料でパケット放題Plusが付いてくるから、これ単体でもキャリアより安い。キャリアより多少回線品質を落としてでも、月々の料金を1段下げたい、また20GB超えてもまともに回線を使いたいという人にとっては、これはこれで有効な選択しになり得る。
自身の生活スタイルから最適な回線を選択しよう【まとめ】
ライトユーザー:1.5Mbpsで充分満足 | 楽天モバイル+mineo(1.5Mbps無制限) | 1,265円/月 |
ミドルユーザー:20ギガまではmineoの通常回線。超えた分は1.5Mbps | mineo 20ギガ(音声通話あり)+パケット放題Plus | 2,178円/月 |
ヘビーユーザー:エリア狭いけど無制限 | 楽天モバイル | 3,278円/月 |
ヘビーユーザー:20ギガまで回線品質最高 | 3大手キャリア(ahamo or povo or LINEMO) | 3,000円程度/月 |
選択肢をまとめると、こんなところだろうか。
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