ドラム式洗濯機、ロボット掃除機、食洗機を総じて時短三種の神器なんて呼ぶらしい。
時間をお金で買うことが出来るものには、積極的に投資をしていくスタンスの自分としては、購入しないわけにはいかない。
今回はロボット掃除機を実際に導入してみてどれだけ生活環境が改善したかを解説する。
導入しようか迷っている人、どんな機能が付いているものを買えばいいかわからない人はぜひ参考にしてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
ロボット掃除機を購入した理由
昨年、転職を機に広い部屋に引っ越しをして、前々から気になっていたロボット掃除機の購入を決めた。
健康をお金で買う
これまでの一人暮らしの経験上、健康を保つ上で居住環境を清潔に保つことは人が思っている以上に重要だ。3日も掃除しなければ、髪の毛や埃は目に見えて部屋に溜まる。ついついサボりがちな毎日の掃除を自動化することで、部屋を常に清潔な状態に保つことができる。ロボット掃除機を購入することは自身の健康に投資することに等しい。
時間をお金で買う
ロボット掃除機は毎日の掃除を時間の限られている人間の代わりにやってくれる。一回、掃除機を掛けるのに10分掛かるとしたら、一週間で1時間以上、年間60時間を生み出してくれる。まさしく、時間をお金で買っていることになる。
ルンバi7プラス
楽天で大々的にキャンペーンをやっていたこともあってロボット掃除機市場では最も有名なブランドのルンバを購入した。
ロボット掃除機の先駆者 ルンバ
ルンバはロボット掃除機の中で最も有名なブランドと言って良い。iRbot社から2002年に初代ルンバが発売されて以降、ロボット掃除機は一気に家庭に普及した。ルンバがロボット掃除機という新たな家電市場を作り上げた。今ではiRobot社以外にも多くのメーカーがロボット掃除機を販売しているけど、ルンバを選んでおけば、製品の品質についてはまず間違いないだろう。
ルンバのバリエーション
2024年10月現在、公式で販売している現行のモデルは全部で7種類。2〜3年ごとに入れ替わるから、最新のモデルはiRobot社の公式サイトから確認してほしい。ただし、公式ショップでは販売終了していても、Amazonや楽天で旧モデルの在庫を格安で販売している可能性がある。家電製品全ての買い物に言えることだが、最新モデルになってよほど性能が上がっていたりしない限りは、ひと世代前の型落ちを安く購入する方が賢い選択だ。今回購入したルンバi7+も公式サイトのラインナップからは消えている。(i5+が後継機に当たる)
ルンバシリーズの違い
機種 | ルンバコンボj9+ | ルンバコンボj9+SD | ルンバj9+ | ルンバj9 | ルンバi5+ | ルンバi5 | ルンバi2 |
販売価格 | 199,800 | 169,800 | 139,800 | 109,800 | 89,800 | 49,800 | 39,800 |
ゴミ捨て自動機能 | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × |
拭き掃除 | ◯ | ◯ | × | × | × | × | × |
エントリーモデルのi2が39,800円なのに対して、ハイエンドモデルのルンバコンボj9+が199,800円。価格差4倍以上。
吸引力、ゴミ捨て自動機能の有無、拭き掃除機能の有無、障害物回避機能の有無に性能差がある。
この内、+が付いている製品がクリーンベース(ルンバ本体のゴミを自動で吸い集めてくれる自動ごみ収集機のこと)が付属する製品になる。
部屋が常に綺麗な状態に
ルンバは清掃日時を設定できるから会社に行っている間、毎日勝手に掃除してくれる。仕事が終わって家に帰ると、部屋の髪の毛や埃が全て綺麗さっぱり無くなっているのは本当に快適。
自動ゴミ捨て機能は絶対にあった方がいい
ルンバi7プラスは部屋の掃除が終わるとクリーンベースと呼ばれる紙パックが付いた据付型の自動ゴミ収集機にゴミを移す。これのおかげで、掃除が終わるたびにルンバ本体からゴミを捨てる作業から解放される。紙パックは2ヶ月に一回くらいの頻度で捨てればいいから、圧倒的に楽。ランニングコストは多少掛かるけど、自動ゴミ捨て機能は絶対にあった方がいい。ルンバの場合、製品名の最後にプラスと付いているものがクリーンベース付きの製品になる。
スマホ連携がまあまあ便利
ルンバは全シリーズiRbot社のiRobot Homeというアプリでスマホと連携することができる(ルンバがWi-Fiに接続している必要がある)。スマホで掃除を指示できることはもちろん、消耗品の損耗状態がわかる。交換が必要な時期がわかるから、常に最高のパフォーマンスを発揮してくれる。
消耗品の交換が必要になったら、Amazonで注文する。自分は純正品は高いから適当にサードパーティ製品を買う。
ルンバi7プラスに水拭き機能はない
ルンバi7プラスに水拭き機能は付いていない。そもそも水拭き自体ほとんどしないから、自分は全く気にしていない。
ルンバのための部屋作りが必要
ルンバを効果的に活用するためには、床に物を置かないことが重要。特に細長い紐類を床に置いておくと、ブラシに絡まってその場から動けなくなる。障害物の認識•回避能力は上位機種の方が高いが、ルンバi7の能力に特段不満は感じない。最初の内は、クリーンベースに帰ることができずに、コードに引っ掛かって死んでいることもあったが、最近は無事に帰還している。
掃除をするという概念から解放される
ロボット掃除機を導入すると床に物を置かない習慣が付いて、外に出掛けている間に掃除が完了するから掃除をするという概念から解放される。掃除機を掛けるのに費やしていた時間が増え、部屋の清潔が保たれることで健康への投資にもなる。ぜひ導入を検討してほしい。
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